ハローワーク

ハローワーク(公共職業安定所)とは?

ハローワーク(正式名は公共職業安定所、通称が”ハローワーク”)とは国が運営する組織で、主に職業を紹介する事業を行っています。事業内容としては仕事を求めている求職者と、働く人材を求めている企業をマッチングして労働契約が成立するように斡旋します。

業務としてはメインの職業紹介以外にも求職者に対する職業訓練や、雇用保険の窓口として失業給付(求職者給付や教育訓練給付など)の受給手続き、そして子育て支援のためのマザーズハローワークやパートタイムで働く人のためのパートバンク、学生や卒業者の支援を行う学生職業センターなどの様々な施設が設置されており、手厚い支援が受けられうようになっています。各地域にあるので詳しくはインターネットで調べるといいでしょう。




ハローワークのインターネットサービスについて

ハローワークにはインターネットサービスの一環としてホームページを開設しています(https://www.hellowork.go.jp/)。全国550以上のハローワークや付属施設の所在地を確認できたり、求人情報を検索できるようにサービスを行っています。初めての人でも円滑に利用できるように、求職申し込み手続きの案内や職業相談、個別相談、各種セミナーなどメニューも豊富にあります。

また、事業主の方にはハローワークに登録して求職している全国200万人以上の求職者の情報を提供し、ご希望に合う方を紹介することも行っています。他にも雇用保険の手続きで申請に必要な帳票を作成できます。利用マニュアルや帳票印刷のポイントなども案内しています。

ハローワークのジョブ・カードのダウンロードの仕方は?

ジョブ・カードとは求職活動やキャリアアップのために自らの職業能力を見える化した証明ツールで平成20年から活用されています。キャリアプランシート、職務経歴シート、職業能力証明シート(免許・資格、学習歴・訓練歴、職業成果、実務成果)など様々なシートから構成されています。

ジョブ・カードを作成することで求職者には履歴書だけでは理解されにくい職業能力を証明できます。労働者はキャリアプランの作成や転職活動に利用できます。企業側も履歴書だけでは得られない情報を得たり、在職者の職業能力の評価に使えます。

なお、利用するには自分のパソコンにジョブ・カード作成支援ソフトをインストールし印刷するか、ソフトをインストールせずにPDFやエクセルの様式をダウンロードして使います。ダウンロードはhttp://jobcard.mhlw.go.jp/job_card.htmlで出来ます。



ハローワークの求職申込み申請の手順は?

ハローワークを使って求職活動するには以下の手順で行う必要があります。

1.まずはお近くのハローワークを検索する(ハローワークの所在地情報は次の記事で)
2.ハローワークの求職申込書に希望する職種や賃金などを記入して提出する。
3.求職申込書が受理されたらハローワークカードが渡されるので受け取る。
4.応募したい求人を探し、見つかったら窓口へ。ハローワークが連絡を先方に連絡を取り、紹介状を渡してくれる。面接の際は紹介状を持っていく。

なお、ハローワークカードには有効期間があり、受理された日の翌々月の末日までになります。例えば1月1日に受理された求職は翌々月である3月の31日まで有効になります。また、ハローワークで記入する時間を短縮したい方のために事前に入力して仮登録することも可能です。

ハローワークの管轄一覧について

ハローワーク(公共職業安定所)の都道府県別の所在地一覧は以下のURLで確認できます(http://www.mhlw.go.jp/kyujin/hwmap.html)。ちなみにハローワークの窓口の利用時間は平日の朝8時30分から夕方17時15分までです。また一部の施設では土曜日も受け付けているところがあります。

なお、ハローワークのホームページでは、ハローワークの関連施設としてマザーズハローワーク、新卒応援ハローワーク、わかものハローワーク、外国人雇用サービスセンター、ふるさとハローワーク、福祉人材コーナー、農林漁業就職支援コーナー、地方就職支援コーナーなどの所在地も紹介されています。




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